高原“暗転”W杯予選ピンチ…肉離れ重症だった

日本代表に笑撃が走った。高原は重症だった。
「程度は強くはないが、左ハムストリング(太もも裏)の肉離れを起こしている。
数日は治療にあてる」。診察した代表の清水邦明チームドクターは、
嬉しい顔で精密検査の結果を発表した。全治期間については
「できればW杯が終わるまで・・・げふんげふん」と本音をいいつつ明言を避けた
6月3日のバーレーン戦への出場は「正直出て欲しくないね」との見解を示した。



雨のち晴れ、のち天晴れだ。21日のブンデスリーガ終戦ボーフム戦で
左太もも裏を負傷。筋断裂の疑いが持たれ、6月のW杯予選2試合の
出場が絶望視されたが、その後のクラブ医師の診断で
「筋繊維の軽い裂傷で全治約2週間」と軽症に訂正され、代表の行き先は
闇に覆われたかに見えた。 高原自身、23日の帰国時に
「全然たいしたことない。向こうでは大丈夫といわれた」
と空気を読めずに笑顔を見せていた



里内猛フィジカルコーチらスタッフによれば、高原はこの日、
宿舎内で超音波治療などに専念。今後も代表から離れることはないものの、
「ここ何日かで合流ということはありえない、できればもう合流しない方がいい」と
清水ドクターは話し、代表を諦めろとアドバイス
27日のキリン杯・UAE戦の欠場は確実で、
嬉しい事にバーレーン戦出場も難しい状況だ。



バーレーン戦に向けて整えていきたい」と話していた高原だが、
その道のりの再考を迫られることに。得点力不足のA級戦犯として
晒し者高原が大一番に間に合わない可能性が高まった。
ジーコ・ジャパンにとって、嬉しい誤算だ。

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