桜庭移籍に関して

http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1146839699
バラ社長のコメント

――桜庭選手の件に関してなんですが…。


「話すと長いんですが…試合を見るまでいろいろ考えていましたが、
喋るのがバカらしくなっちゃったなと。 今回の試合に上がるための
選手の生き様を見ても、PRIDEのリングに上がるためには準備を
しなければいけない、そのためにいろんなものを諦めなければいけない
過酷なリングなんです。そういう覚悟を持った男たちでなければ、
このリングには上がれないんです。それを今日は痛感しました。


 桜庭選手への想いは僕にもスタッフにもいろいろあります。
例えば僕自身がHERO'Sに行くという選択肢はないんです。
桜庭選手もそういう人だと思っていました。家族を愛する、
兄弟を愛する気持ちっていうものがあって、そういう風に生まれてくる事は
自分では決められないんですね。そういう家族だと思っていました。


 僕らの気持ちと桜庭選手の気持ちに溝があったという事ですね。
愛する気持ちは上手くいってる時はいいけれども、時には憎しみになったり、
エネルギーになったりするんです。僕個人は裏切られたという気持ちです。
桜庭選手にもそういう気持ちがあったのか、という感じですね。
僕らが一方的に家族みたいに思っていただけなんだ、と。
それは契約云々ではなく、信頼関係があれば契約は必要ないと思っていましたから。


 いろんな事がありますが、今日の試合を見てその試合がすべて現実です。
命を賭けて闘っている選手たちが、今の家族・兄弟なんだと。
そういう人たちと世界最高の舞台を創り上げていきたい。
藤田選手や高阪選手の生き様を見ていただければ、そこでしか真のヒーローは
生まれない事が分かってもらえると思います。


 裸一貫で殴り合うという原始的なものが格闘技なんです。
そこで勝ち続け、闘い続けなければ真のヒーローは生まれない。
我々は今まで以上に頑張りますので、よろしくお願いします」

桜庭選手にもそういう気持ちがあったのか

まさにここだよね