榊原社長会見

一部転載

「“フジテレビがPRIDEの放送を中止する”。フレーズとしてはショッキングな見出しの中、
マスコミ、ファンも(理由を)知りたいというがあると思います。
デリケートな部分もありますので、書面を見ながらお話をさせて頂きます。


6月4日に武士道シリーズという大会を終えまして、当然、フジテレビの方も現場にいまして、
翌日、かねてからの念願、PRIDEの道場開きも行いました。
その後、16時から別件でフジテレビさんと打合せをするということで、
会議室に伺うと、(打合せ予定のない)フジテレビの顧問弁護士、
コンプライアンス委員会の方がいらっしゃって、通知書、契約の解除の書面を頂き、
“さっそくリリースさせて頂きたい”とその場で言われました。


この場でリリースすることは待ってほしいというお願いをしましたが、30分後、
やはり今日リリースをすると一方的な通告を受けました。私も突然のことで、
寝耳に水で、その日、武士道のゴールデンタイムの放送を検討して貰えるというように
思っていましたので晴天の霹靂であった訳です。僕らとしては、ファンの皆さんに
事前に報告したかったなという気持ちですが、全くの対応が利かないという状態になりました


契約を解除された状態ですが、守秘義務もありますので、お話できないこともありますが、
フジテレビさんからは“信用、品位、イメージに対する保持、配慮をドリームステージが怠った”ということです。
自分も思いあたる節がありません。


ただ、(週刊現代に)心無い、事実無根の記事を書き続けられたこと。
その報道では、フジテレビさんの品位は傷つけられたと思います。しかし、その記事に関しては
事実無根なんですね。捏造された記事によってもたらされた損失だと思っています。
反社会勢力と付き合いがあると作り出された状態で、契約の解除がされたとなると納得が出来ません。


しかしながら、フジテレビさんに対する憎しみ、恨みは湧ききっていないという側面もあります。
間違いなく、フジテレビさんの社会に対する影響力を考えると、今回の記事が事実無根であったとしても、
無視できなかったんであろうと思います。ある種、フジテレビさんも被害者であったんだろうと。


週刊現代の発行人、編集人、川又誠也氏を既に刑事告訴しているのに併せて、
民事も視野に入れていきます。神奈川県警から強制捜査が出たという事実や、職員に対して、
逮捕状が出ているということも全くありません。この場を借りて“ない”ということを表明させて頂きたいと思います。

今後は弁護士を通じたかたちでの協議になりますが、お互いの誤解やボタンの掛け違いだと思います。
また、フジテレビさんと共に働くことがあれば、素晴らしいことだと思います。


“フジテレビの放送中止でPRIDEが潰れてしまうのではないか?”とのことですが、ファンの方、マスコミの方、
ひょっとしたら、僕の下で働いている社員も思っているかもしれませんが、
PRIDEが潰れることは断じてないと宣言します。会場に足をくれているファンがいる限り、PRDIEは潰れません。
これからも、これまで通り、終始一貫、観たい人が観れる有料でのスカイパーフェクTVを通じ、
テレビの番組の為のソフト作りではなくて、生で見たいというファンの人達と共に共有できるソフトを
作っていきますので、一般の人達に向けてのプロモーションはダウンしますが、
皆さんの応援と熱い熱がある限り、PRIDEは存続します。


週刊現代に対しては、実名入りで記事も書かれて本当に辛いです。全部受け止めて、
命掛けでPRIDEを守りますので応援して下さい。
これまで以上に、我々、本当に頑張ってやりますので、応援宜しくお願いします。