PRIDE-GP 2006 Open Weight


予想其の弐です。
<無差別級グランプリ準決勝>
ANTONIO RODRIGO NOGUEIRA vs JOSH BARNETT


アレキサンダー、マークハントに快勝して
高田本部長一押し、評価赤丸急上昇のジョシュ・バーネット
難敵ファブリシオを仕留めてPRIDEではヒョードル以外に
負けたことの無いアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ


この勝敗予想はどこを見ても真っ二つに割れてますねぇ
当方もホントどちらが勝つか分かりません(笑)
まずは展開的な予想ですが、スタンド勝負ではなく
グラウンド勝負になりそうな気がしますね


両者とも打撃は得意ですが1発KOといった武器でありません
ノゲイラはアウトボシクング、ジョシュはショートレンジでの
パンチ、膝そしてスープレックスを自分のペースに引き込む為の
武器として使っています。


ジョシュは積極的に距離を詰めてくると思われるので
ノゲイラは近距離では打ち合わずに引き込み気味にグラウンドの
展開に持っていくと予想


そこでの展開・攻防が勝負の分かれ目でしょう
ノゲイラは迷う事なく下からの関節勝負に出ると思いますが
上になるであろうジョシュの選択肢がカギになります
パウンドで行くのか、パスガードを狙いつつ関節勝負を挑むのか。


試合時間が2R合計15分という事でポイント稼ぎという点では
ノゲイラvsヒョードルの再現よろしくパウンドに徹するのが
一番有効だと思います。 が、今までのジョシュの戦い方からすると
敢えてノゲイラの土俵である関節勝負に行く可能性もあります。


そうなると流石にサブミッションに関してはノゲイラの方に
一日の長があるかなと当方は判断していますので
ジョシュの仕掛けにノゲイラがカウンターで対応するシーンが
目立ち、ジャッジの印象は大きくノゲイラに傾くでしょうね


だた、リスクを伴うグラウンド勝負ですが
ノゲイラからパスガードしただけでもジャッジの印象が
また大きく変わってきますので、ジョシュがノゲイラの関節を凌げると
早い時間で判断した場合は所謂回転体の攻防になるかも知れません(笑)


一方グラウンドコントロールが上手いジョシュがパウンドを選択して
ノゲイラを固めつつダメージをコツコツと与えていけば
ヒョードル戦以来の土をノゲイラにつけることも可能でしょう


ただ、この戦術も三角やオモプラッタ等で極められずとも
形勢逆転されるシーンが目立つとジャッジの印象はかなり悪くなるので
それまでのポイントが一気に逆転されて巻き返しが難しくなる
可能性も高いと思われます。 
簡単にいうと【5分間のパウンド=一回の三角】といったイメージですね


まぁどちらが勝つにせよ僅差の判定と予想されます
ノゲイラか、ジョシュか。 PRIDE新展開を期待するなら
ジョシュが勝つのがベターではありますが現実はどうでしょうか
ノゲイラが勝つのもこれまたPRIDEがPRIDEである姿ともいえます。


非常に難しい予想ではありますが、【PRIDEでの実績】で最後は判断して
ノゲイラの勝利に一票を入れておきましょう!


勝戦はミルコvsノゲイラpartII 
PRIDEを象徴するREVENGE MATCHと予想します!