内藤大助vs.亀田興毅

亀田が内藤にフルマークの判定勝ち
勝敗を分けたのは8Rまでのジャッジだと思う


1〜4Rはほぼ互角、内藤の手数、攻めの姿勢に対し
ノーモーションの左カウンターで対抗する亀田。
2人ドローで1人が亀田にポイントを付ける展開
ここまでは内藤陣営も予想範囲だと思ってたでしょう。


そして5R〜8R 内藤が前半の内容から更に回転を
上げてポイントを奪いに行く展開 ガードの上や隙間から
強引にフックを入れてプレッシャーをかける内藤に対し
亀田は時折左カウンターを併せるだけで防御一辺倒
そして9R オープンスコアで発表されたのは4Rから
さらに亀田がリードしているという驚きの内容でした。


この時点で勝負あり、とそういう試合になってしましましたね。
ジャッジ陣の好みなのかTBSのアレなのか分らないけど
内藤の姿勢が評価されてないって事で実質KOでしか
勝てない試合になってしまい、ちょっと白けてしまった。 


で、前半と同じような展開が続き12R終了のゴング
内藤は王座陥落、亀田は二階級制覇という結果に。
鼻骨骨折しながらも最後まで攻め続けた内藤には
ほんとお疲れさまと言いたい。


なんとも消化し難い内容・結果だったけど、亀田自身には
罪は無いし、ランダエダの時に比べアウトボクシングにかなり
成長が見られました。 ポンサクレックとの初防衛が義務付け
されているけど、恐らくベルト返上して噛ませ犬と試合しつつ
次のタイトルを狙う戦略で来るかなと。
もしポンサクとやるのであれば、それはそれで応援したいw